番外編 2
ミミシ ラミミ ミラミファ ミシラ
ミミシ ラミミ ミラミファ ミシラ
ミ ミレ シラソラシ ソ ソファミ
ファ ミレ シラシレソ シ シラソラミ
レミレ シレラ
砂漠に伝わる曲。
ただ、曲の意味は誰も知らない。
→"→← 〇→→" →"〇→ ↑* →←〇
→"→← 〇→→" →"〇→ ↑* →←〇
→" → ↓* ←〇▽*〇← ▽*▽ ↑* →
↑ * → ↓* ←〇← ↓* ▽*← ←〇▽*〇→"
↓ " →" ↓ " ←" ↓*" 〇"
信仰の遺跡にあった古代文字を読み解いたのがこれだ。
ただ、曲であることは確からしい。
今ではこれがみんなの子守歌として、広まっている。
なぜ、この文字だけで曲ができたのか。
それも分からない。解読した時にはすでに頭のなかに曲調が浮かんだからだ。
しかも全員が同じ曲調。
どこかで聞いた歌なのだろうか。しかし、なぜこんな砂漠で?
私たちは砂漠にもともと住んでいたわけではない。
なぜ遺跡にこんな文字があり、自分たちは音楽だと理解したのだろう。
他にもある。
ラファミラ レレミ ラミラ レレミ
ラファミラ レレミ ラミソ ファミファ
これがずっと続いていたり、さきほどの文字と繋がっていたりする。
今は子守歌として定着してしまったものだ。
意味の分からない単語を歌っているのだから一種の魔法の呪文なのかもしれないが、特別そういうことは起こらなかった。
誰かが歌えば良いのだろうか?
曲だとしてもこの文字の意味が全く分からない。
トリエル女王が赤子にこの子守歌をしていたが特に変わりはなかった。
いつか分かる時がくるだろうか。
そう願っておこう。
番外編 子守歌 Third followerの記録 END
この矢印とマル、どこかで見たことないですか?
どこって…本家をやり直してみたらわかります。